フットケア専門アドバイザー ルクス円香
現役フスフレーガー、フットケア専門個別アドバイザーによるブログ。
フットケアサロン運営・集客に役立つ情報を発信しています。

’’私たち’’が苦手なこと。

自分で言うのもかなりかなり烏滸がましいのですが、フットケアが好きな人フットケアを勉強している人フットケアを仕事にしている人って優しい人が多いと思うんです(笑)
だって、基本的に'足’です。足は普段人に見せる場所でも見られる場所でもないコンプレックスを抱える身体の一部だと思うんです。そしてさらに''足の爪’’となれば’’触りたい!!!’’と言っている私たちの方がやはり異常です(笑)
でも、フットケアに興味を持つ人、フットケアノ勉強をしている人ってなぜかめちゃくちゃのめり込むんです。もっと勉強したい。もっといろんな足を見たい、触りたいってなってる。
人の役に立ちたいという気持ちが強い人の表れだと思うのです。そして特に困っている人の困りごとに真摯に向き合いたいと感じる人の集まりだと私はいつも感じています。
爪切りに困っている人靴下を履きづらくて困っている人痛みや違和感を感じて困っている人
’’私たち’’はそういう方々を放っておけない。

だから、この業界に携わっている方みなさん’想い’が強い方々ばかりです。


で、、、ここからなのですが、そんな’私たち’が苦手なこと。
そう、それはお金をいただくこと。
自分の技術に自信がない時はもちろん。自信がつくようになってからも施術者が陥る金額へのメンタルブロックって本当に抜けないことが多いんです。

私も最初はそうでした。’安い’が人のため。’安い’が正解。’安く’しないと必要とされない。と思い込んでいました。

でもね、違うんです。''対価をもらう''ということこそが大事なんです。それが仕事であり責任なんです。

足の爪切り、一つとってもお困りの方はどれくらいの期間悩んでいましたか?日常生活どんなことに困っていましたか?ご家族に相談することはできましたか?病院で何かしてくれましたか?

それができなくて、悩んで、やっと見つけてあなたのサロンに来てくれたんです。
そしてあなたは、その今までの悩みや不安を取り除くことができます。しかも、痛みなく、安心していただけて。
なぜ安売りしなければいけない?


安く設定しすぎてしまうと自分に余裕がなくなります。新しい施術者を増やすどころか最悪お店を潰してしまうことになります。
それではあなたのお客様、未来のお客様は、どこに相談に行ったら良いのでしょうか?
フットケアが全国で一般的になるためには、必要な数の施術者がいて、施術所がなければいけません。
そのためには、フットケアが職業として確立される必要があります。=施術者に適切な給料が支払われると言うことです。もっと言えば、’’フットケアで稼げる’’人が増えたらフットケアは子供たちからも憧れの職業になるかも知れないんです。
昔すぎない昔、ネイリストってこんなに一般的な職業でしたでしょうか?いや、違います。ネイリストさんの業界が頑張って多くの女性が資格を取ったら一定のお給料がもらえるっていう土台ができたからここまでネイリストさんが増えたんです。
フットケア業も同様です。’’私たち’’は熱い想いを持っている。だからこそ長期で考えるようにしませんか?
対価をいただくことは提案するにもご説明するにも’伝える’力が必要です。そこを頑張りましょう。練習しましょう。コツコツ続けましょう。
私も一緒に頑張ります。


2023年4月28日
’私たち’が苦手なこと
ルクス円香